営業方法 消費財の代理店主催商談会

一般消費者が購入する消費財で製品・商品を代理店などの卸売業を経由して小売業に販売する場合には、小売業のバイヤーと商談する機会として、卸売業の顧客や見込み顧客を対象したクローズドな商談会を卸売業が開催しています。製造業者にとっては小売業のバイヤーとの接点になります。

小売業のバイヤーにとっては、売れ筋商品や将来の売れ筋商品をまとめて商談できる機会として、重宝されています。卸売業としては自社の流通経路での取引量が拡大できます。実際に、商談会に参加すると主催者の卸売業が売上高の増加を目指して商談会を有効活用していることを実感できます。

消費財を開発製造している企業であれば、商談会への参加が有料であっても継続的に参加することも有効です。そのためには、新製品・新商品を継続的に開発する必要があります。顧客ニーズは常に変化するので、それに対応して、既存製品のマイナーチェンジから取り組むことを提案します。

マーケティング・コンサルタント 川本 比呂史