海外製品・部品の生産中止
海外製品や部品が製造中止で入手できなくなり、自社製品への影響が出てくるケースがあります。これまで購入していたので困難ではありますが、自社で同製品や同部品を開発製造できるかを検討することを提案します。自社での使用を確認後に外販を検討します。
自社で開発製造できない場合に、国内で開発製造できる可能性がある製造業者を探索して交渉することを勧めます。但し、品質だけでなく数量や価格の問題もあり、製造中止となる要因が市場の縮小の場合には、これもまた困難となります。
そこで、他の自社製品に使用している海外製品・部品で代替品が存在するか否かを調査することをお勧めします。大量生産の製品や部品の場合には市場があるので廃盤の可能性は低いですが、少量生産の場合には、コア技術に関連する部品には注意が必要です。
マーケティング・コンサルタント 川本 比呂史