有機化学 マクマリー概説

学生時代に農芸化学を専攻した際に、研究室に入ると他大学の大学院を受験する予定の学生からマクマリーの有機化学概説を勉強していると聞きました。書店で購入して読んでみると、とても分かりやすい内容だったことを覚えています。

有機化学は、基本的には炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)などから構成される有機化合物が対象で、身の回りにある木材、樹脂、自分たちの体の成分も含まれます。それ以外は、無機化学です。無機化学のイメージは、塩(NaCl )やセラミックスなどです。

マクマリーの有機化学概説では、基本的な化学反応から生体反応まで幅広く勉強できるので、天然物有機化学研究室に所属していた学生にとってはなじみやすい書籍でした。今では改訂版が重版されており、ロングセラー書籍となっているようです。

今後は、有機化学・無機化学情報というテーマで、ブログを更新する予定です。

マーケティング・コンサルタント 川本 比呂史