AI進化の定期的な検証

ChatGPT3が登場した際、ある化学物質の名称から特定の科学論文を明示できるかを指示しました。その結果は、その物質に関する情報がないという回答でした。当時、登録のみの無料サービスだったため、有料サービスだったChatGPT4ではなく、ChatGPT3を利用した結果です。

最近、現在の無料サービスChatGPT4で全く同じ化学物質で特定の科学論文を抽出するように指示すると幾つかの科学論文を明示してくれました。当時も有料サービスChatGPT4を使えば検索は可能だったかもしれませんが、あくまでも無料サービスでの比較になります。

そこで、プロンプトを具体的に指示することにより何度かのチャットで、特定の科学論文にたどり着くことができました。これは、ChatGPTの進化を実感できました。最初の質問でChatGPTが回答する内容に関連性がある場合、チャットにより希望する回答にたどり着けるレベルになりました。

マーケティング・コンサルタント 川本 比呂史