営業マン ホウレンソウ

営業マンにとって、「ホウレンソウ」はとても大事な日常業務です。報告は、指示について経過や結果を述べることです。連絡は、保有している情報を共有するために知らせることです。相談は、問題や課題を解決するために、あるいは、何かを決定するために話し合うことです。

上司からの指示が的確でない場合には、「報告」では結果が伴わない場合もあります。そこで、「相談」により軌道修正したり、仮説の検証を繰り返す必要があります。その際に、上司からの次の指示を待つことも大切ですが、デキル営業マンは待ちではなく攻めに出ます。

それは、営業マン自身が集めた情報から新たな仮説を策定して、上司に提案することです。その際には、他の組織の成功事例などの情報を活用するために「連絡」が必要になります。また、他の係や課、他の事業部など優秀な先輩や同僚に「相談」することも有効です。

マーケティング・コンサルタント 川本 比呂史